こんにちは!ウルトラカメラ買取担当のカメ田です😀
今回は OLYMPUS オリンパス 35 SP をお買取りさせていただきました。
名前に「SP」と付くカメラはいくつかありますね。一番有名なところでいくと、おそらくPENTAX ペンタックス SP。「カメラ SP」と検索すると、まずこれが出てきます。
次がNikon ニコン SP。国産レンジファインダーの最高峰とも言われ、当時の価格は新卒サラリーマンの年収にも匹敵したとされる最高級機です。
ですが、今回紹介するのはそのどちらでもない OLYMPUS オリンパス 35 SP。
OLYMPUS オリンパス 35 SPの「SP」って何の略かご存じですか?
このカメラ一番の特徴であるスポット測光ができることから、スポットを略して「SP」と付けられているそうです。
スポット測光は反射光測定の測定方法のひとつです。遠景の撮影やネオンのような発光体など入射光測定できない被写体に利用します。スポット測光はカメラ内蔵露出計と違い受光角度を5゜以下と極めて狭い範囲を測定することができるので、自分の狙った箇所の露出を的確に測ることができます。
SEKONIC HPより抜粋 https://www.sekonic.co.jp/product/meter/spot_metering/spot_metering.html
ちなみにカメ田はこの記事を書くまでスペシャルの略だと信じて疑いませんでした…穴があったら入りたい…
ということで、前置きはこれくらいにして、スペックを確認しましょう
【OLYMPUS 35 SP】
- 発売年:1969年
- レンズ: G.Zuiko 1:1.7 f=42mm
- シャッタースピード:1~1/500秒、B
- 焦点調節:2重像合致式、0.85m~無限
- 露出制御:プログラムEE ASA25~800、マニュアル式
- サイズ:129×75×61mm
- 重量:600g
- 発売価格:23、000円
外観はそこそこだったのですが、レンズ内にチリカビホコリあり、裏蓋内のモルト劣化、電池蓋は開かず、そして挙句の果てにはシャッターが切れない…正直、今後カメラとして使用できるかは不明なコンディションでした。
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