Canon P キャノン 50mm F1.8
1959年発売のベストセラーカメラのP(ポピュレール)です。
全然似てませんが、別エントリーで書いたLeicaⅢfが1950年~1957年だったので、同じ時期のカメラになります。
販売価格が4万円~5万円前後でしたが、1959年の大卒初任給が10.200円だったらしいので、かなりの高級カメラだったということになります。(物価の話はややこしいので、ざっくりだけご紹介しておきます)
このキャノンPは約10万台が生産されていますので、買取でも良くみかける機種になります。
今回の買取商品はレンズがF1.8でしたが、発売当初はF2.8とF1.4の2機種が発売されたので、レンズを交換されていたと思われます。
レンズはLマウント(Leicaのマウントと同じ)なので、ライカのSumittar(ズミタール)のレンズを使うことも可能なのです。
ちなみに今回のレンズは50mm F1.8でしたが、完全にバルサム切れを起こしており、またレンズの黄変色も合わせて、お世辞にも良いとは言い難い状態でした。
機能的にはシャッターも下りますし、セルフも動作しますので、ボディは悪くないと思います。
Canon Pのお買取りもおまかせください!