Leica IIIF
Summarit 5cm F1.5


Leica IIIF(ⅢF)タイマーなし + Summarit 5cm F1.5
Leica IIIF(ⅢF)タイマーなし + Summarit 5cm F1.5は、クラシックカメラ愛好家にとって垂涎の組み合わせ。機械式の精密さと、オールドレンズならではの描写の個性が融合した逸品です。
Leica IIIF(ⅢF)タイマーなしの特徴
- 発売年:1950年(ドイツ・ライツ社製)
- 形式:35mmフィルム用レンジファインダーカメラ(スクリューマウント式)
- シャッター速度:1秒〜1/1000秒(低速・高速でダイヤル分離)
- ファインダー:距離計と構図用が別々(目を移動して使う)
- フラッシュ接点:標準装備(ⅢFから追加)
- タイマーなしモデル:セルフタイマー機構が省かれ、よりシンプルで軽量
このモデルは「バルナックライカの完成形」とも称され、精密な機械加工とコンパクトなデザインが魅力です。
Summarit 5cm F1.5の魅力
- 設計:シュナイダー社のXenon 5cm F1.5をベースにしたライツ初の大口径レンズ
- 構成:5群7枚、絞り羽根15枚(豪華仕様)
- 描写の特徴:
- 絞り開放での滲み・フレア・虹色ゴースト
- 背景に現れるぐるぐるボケ(非点収差による)
- 柔らかく湿度を感じるようなにじみ描写
- 重量感:小型ながら金属鏡筒でずっしりとした質感
このレンズは「クセ玉」として知られ、現代レンズにはない描写の個性を楽しめます。特にポートレートや逆光撮影でその魅力が際立ちます