Canon EOS 60D 故障事例|バリアングル液晶が回転しても画面が反転しない症状
症状


Canon EOS 60Dのバリアングル液晶で、液晶モニターを回転・反転させても表示が自動で切り替わらないという不具合が発生しました。
通常は液晶を開いて向きを変えると、自動的に上下が反転して見やすい向きへ切り替わりますが、本機では液晶を180°回転させても表示が反転せず、逆さまのまま表示される状態でした。
設定メニュー自体は正常に表示されており、液晶パネルやバックライトには異常はありません。
原因
EOS 60Dのバリアングル液晶には、液晶の開閉・回転状態を検知するためのセンサー(スイッチ)が搭載されています。
今回の症状では、
- 液晶パネルは正常
- 表示も正常
- ボタン操作も正常
という状態で、液晶の向きを検知する機構(フレキシブルケーブルや角度検知部)の異常が考えられます。
特に長年使用された個体では、ヒンジ部分を通るフレキシブルケーブルの劣化や断線が原因となるケースがあります。
確認方法
次のような症状がある場合は同様の不具合の可能性があります。
- 液晶を回転しても表示方向が変わらない
- 自撮り向きにしても画面が逆さまになる
- メニュー表示や撮影自体は正常
- 液晶映像に色ムラや表示欠けはない
今回確認した個体でも設定初期化を行っても改善は見られませんでした。
まとめEOS 60Dは発売から年数が経過しているため、ヒンジ部分や可動部の故障が増えてきています。
液晶表示そのものは正常なのに、画面の向きだけが自動で切り替わらない場合は、バリアングル機構の故障が疑われます。
同様の症状でお困りの方は、無理に分解せず、まずは設定初期化やファームウェア確認を行い、それでも改善しない場合は修理をご検討ください。
故障したままのカメラも買取可能です。
今回の症状
- 機種:Canon EOS 60D
- 不具合:バリアングル液晶を反転しても画面表示が反転しない
- 液晶表示:正常
- 撮影動作:正常
- 推定原因:液晶回転検知機構またはフレキシブルケーブル不良